首の回らぬ日

kohbundou2006-11-01

今朝、目を覚ますと首に激痛が走りました。


私は元々左側が非常に凝る体質で、どれだけ凝るかというと、私以上に固い肩と肩胛骨部分の肉を持っている人間に会った事がなく肩こりでめまいを覚え吐き気をもよおすほどなのですが、連日の疲れなのか先の月曜日に三十一年の人生最悪の凝りに見舞われてしまったのです。
首を左に回すと痛くて痛くて十一時くらいの方向から進める事ができません。
肩は重くぼんやりとして、さわると腫れていて瘤状になっていました。


お灸をすえて別府の湯ノ花入りのお風呂にゆっくり浸かって消炎鎮痛剤を張って、翌日には普通の凝りに戻ったのでした。


しかし。


今朝になって目を覚ますと今度は首と肩、右側に激痛が走るではありませんか!
これには慌てふためきました。
だって右側が張ったり痛んだりという感覚が生まれて初めてだったのです。
そして今度は一時の方向までしか首が回りません。


更に車に乗って気づいたのは、二の腕が気を付けをしたときの肘の高さより上がらない事。
ウインカーが右手で出せませんでした。


そして更に店に着いて気づいたのは、顔を上げられない事。
これは古本屋にとって致命傷です。
棚を見上げる事ができないのです。


首と右腕の可動範囲を超えると激痛が走るので、今日は「うっ」とか「ぐっ」とか「☆※*」とかうめきながらの店番になりました。
店内にほのかに湿布の香りが漂っていたかもしれません。


どういう理由にせよ、いつも首には回るような状態であって欲しいものです。
人間の首の可動範囲でね。