久方ぶりに働いたので

昨日、神田の市場に出かけるとき、自宅近くは豪雨でした。東海道線はちゃんと動いているかどうか心配になるほどの雨でした。
こんなときに人が考えることは似通うもので、通勤の車で駅までの道は大渋滞。早めに出た意味もまったくありません。
いつもは十分の道のりなのに、三十分経っても見通しのつかない状況です。


わたくしは諦めました。


もう駄目だ。遅刻は確実だ。しかしこのまま渋滞の中にいたらいつ着くのかも分からない。
よし、走るぞ!


周りを見れば、わたくしと同様に車を降りる人、バスを降りる人の姿が。
久しぶりに全力で走りました。覚悟の遅刻とは言え、せめて十五分以内に収めたかったのです。
そんなわたくしを無常にもバスが追い抜いて行きましたが、この際そんなことはどうでも良い。とにかく、走れ!


残念ながら、「これに乗らなきゃ遅刻」という電車には乗れませんでしたが、最初から諦めていたので構いません。冷房の効いた電車の中で、乱れる息を整えて流れる汗が落ち着くのに一駅分十数分を要しました。我ながら怪しい女でした。


そうして東京駅で乗り換えて、そこでわたくしは気付いてしまったのです!


お茶の水駅から走ればギリギリで間に合うかも…。


ええ、ええ、走りましたとも。頑張りましたよ。恐ろしい形相だったことでしょう。対面した方ごめんなさい。
でもこんなわたくしに神様がご褒美くれた。会館に着いたら待たずにエレベーターが来たよ。


そして今日。久方ぶりに働いた足の筋肉がお怒りらしく、筋肉痛に苦しめられております。
こんな痛みは高校の体育祭以来かもしれません。

【本日の教訓】
・雨の日はもっと早く出勤する
・もう少し普段から運動をする