昼の東海道線通信

学生時代に読んだ「靖国」(坪内祐三・新潮社)という本の文庫版が入ってきたので読み返しています。さっきまで車内でも読んでいました。おおざっぱに言えば靖国神社創建からの受容のされ方と歴史について書かれた本なのですが、題名が「靖国」と大きく二文字書かれているためか、さっきから私をじっと見ているおじさんがいるのです。
いや、見ているのは私ではなく本そのもの。本を睨みつける人を初めて見ました。読みたかったのかな。本をしまったら普通のおじさんにもどりました。ちょっと怖かったです。