頑なな私の日本語

kohbundou2010-03-27

わたくしは、「れる」「られる」を厳しく指摘され、食事中に「お水」と要求すれば「お水?お水がどうしたの?」とバケツに水を汲んでこられるような家庭で育ちましたので(正しくは「お水を下さい」です)、今でも日本語の乱れが気になって気になって仕方がありません。特に文学書を扱う店の方がおかしな日本語を使っているのを聞くと悲しくなります。ああっ、あんな人が「こちら商品になります」などと言っている!
催事になると毎回そういった場面に遭遇するわけですが、ことばは生き物とは言え、どうしても慣れることが出来ないのです。もう一つ気持ちが悪いのが「させていただきます」。なんにでも付ければ丁寧になるというものではないと思います。
先日、催事の撤収の帰りに「すかいらーく」に入りました。店員さんは「ご注文は以上でよろしかったですかぁ?」と言うお姉ちゃんで、「お持ちさせていただきます」などと言っていましたが、壁に貼られたポスターには「すかいらーくはガストになります!」と書いてありました。正しい「なります」です。