2010-04-05 純文学の定義について考える 鎌倉店の文庫棚にはいくつかの区分があります。 ・岩波文庫 ・詩歌句集 ・ちくま文庫 ・講談社学術文庫 ・ライブラリー系 ・小説 ・翻訳小説 ・純文学系翻訳小説 ・女流作家 ・軽い知識系 ・学術系 ・戦争関連 ・時代小説 ・カラーブックス ・時代小説 ・純文学 この純文学というのがくせ者なのです。店長以下三人の見解が異なるため、同じ本が純文学と小説の棚を行ったり来たりしています。芥川賞作家を全員純文学に入れるかと言えばそうはいきません。白州正子は小説ではないのに純文学に入れたがるのは何故。小林秀雄等の評論はどうするのか。公文堂の文庫棚は、様々な葛藤で出来上がっている…いいえ、まだ未完です。