コウブンドウです

kohbundou2011-08-09

店に電話が掛かってきました。女性です。
「わたくし株式会社○○の××と申します。実は先ほどコウブンドウ様から『7月1日に発送した本の入金がまだ確認できない』というお電話をいただいたようなのですが」
誰か電話したのかも分からず、でもこの会社に本を送った記憶もありません。
「あの、書名を教えていただけますか」
伝票をあたろうと思って尋ねますと、
「それがですね、弊社の△△宛のお電話だったのですが、わたくしうっかり正確な書名を書き留めませんで」
とのこと。
「電話は何時頃でしたか」
「11時くらいです」
おや。電話をするとしたら父かTくんだけれど、その時間には二人とも電話をできなかったはず。
「その時間には店に電話できる者はいなかったんですが…」
確認してから折り返しお電話しますと伝えかけたその時でした。衝撃の発言があちらからなされたのです。
「あっ、あのっ、実はですね、コウブンドウ様の電話番号もお聞きしなかったので、いまインターネットで検索してコウブンドウ様を捜しましたところ、思った以上にコウブンドウがたくさんありまして」
えっ、全部のコウブンドウに電話をかけているの?
「確かにコウブンドウですか?コウナンドウとかではなくて」
「いいえ、たしかにコウブンドウでした」
後から調べましたが発送履歴はなく、もちろん誰も電話はかけていません。あの人はコウブンドウを発見できたのでしょうか。



そう言えば市場で新発田市の弘文堂さんから荷物を受けたことがある!
といま思い出したのですが、「もしうちならば折り返し電話をする」と言った私も、株式会社○○の電話番号を聞かなかったのでした。解決していることを祈ります。