フランス書院文庫の謎 つづき

kohbundou2009-10-06


キヨスクでも売られているこの本を、男性はどのように選んで購入するのかわたくしにはずっと謎でした。
本の性質上、じっくり吟味したり立ち読みしたりはできないはずです。



そんな私の疑問に答えてくれたのは題名と帯でした。
特に題名の情報量は凄いです。例えば、
「叔母は新任美人教師」。
助詞以外はすべて説明。これだけでもう設定が分かるように思います。
一番笑ったのは、
「受験慰安母」。
面白いのに内容が把握できちゃう見事な題名と言えるでしょう。



帯を読みますと、言葉遣いが古めかしいヒロインも少なくないようです。
きっと読者の年齢層も著者の年齢層も幅広いのでしょうね。
出版不況の時代になんて素晴らしい!