目の手術をしました

こう書くとドキッとしますよね。私も領収書を見たら「手術」の項目に点数が書いてあってびっくりしました。あれって手術だったのか。
目がゴロゴロして目脂も酷いし泣くとしみるので病院へ行ったのです。診て下さったのはおじいちゃん先生。
「何かが目に刺さってるねぇ。じゃあ取りますよ。はい、おでこくっつけて〜、麻酔してるから痛くないですよ〜、目を動かさないでね〜」
えっ、えぇっ!?心の準備なんてまったくできてないんですけど。麻酔っていつしたの?さっきの眼薬?それに申し訳ないけれどそんな手が震えていそうなおじいちゃんに大事な目を預けるのはちょっと不安なの…と思い巡らせたほんの一秒二秒の間に、件の何かはもう取れていました。
「はい、これね」
見せられたのは0.5ミリ角くらいの謎の物体。ペンキが剥がれた断片のような感じ。
その素早さにびっくりです。先生、少しでも疑ってごめんなさい。しばしば耳にする「目に針が迫ってくる」というようなことも分かりませんでした。そんなものが見える前に終わっちゃった。
視力への影響もないそうで、一安心です。皆さまも本のためにも目は大切になさって下さいね。私の目に、いつ何が刺さったのはけっきょく謎のままでした。