娘と姉

あたし、三十五歳なんです。自分ではまだまだ若いつもりなんですけど、やっぱり人が見るのとは違うみたい。
じゅん、ってしちゃわないです。最近このブログの題名について「もう娘って歳じゃないだろ」といわれることが多いので悩み始めております。だってインターネット上で「公文堂(娘)」と名乗り始めたとき、私はまだ二十三歳だったのですよ。そりゃ「娘」ですわ。こちらとしては「公文堂書店の娘」だったのですが、だんだん「娘っこ」みたいな意味になっちゃって。本当に、そんなんじゃなかったんです。
私には妹がいて、文章に書くときには紛らわしいので公文堂(姉)・公文堂(妹)などと書いていました。じゃあこのブログの題名も「公文堂(姉)の日々」に変えれば、と思っても、やっぱり(娘)に愛着があります。おまけに一年ほど前に生まれて初めてあだ名が付きまして、それが「姉さん」。年上からも呼ばれる、「姉さん」。ここで自分から(姉)と書くのにも抵抗があるのです。
さあ、どうしましょうか。いっそのこと「公文堂・TOMOKOのキラキラ☆古本日記」とか、わけの分からないものにしてしまいますか。どうぞ皆さま、このあとの動向を見守ってやってください。