鎌倉の海

 毎年八月十日に開催されていた鎌倉の花火大会ですが、今年は七月の二十一日に変更されました。八月十日はちょうど大潮にあたり、花火を見る砂浜が非常に狭くなってしまうためだそうです。砂浜の砂が流出して稲村ヶ崎の海水浴場が閉鎖されたのも数年前のことでした。
 子供の頃は店で水着(あの頃子供はみんなスクール水着でしたね)に着替えて、ビーチサンダルをぺたぺたさせて海へ行き、水着のまま帰って店の裏で頭の上から水をぶっかけてもらう、なんてこともありました。今、そんな子供の姿はあまり見ません。妹と日焼けの色の濃さを競うなんて、今となっては恐ろしい話です。
今は日焼け止めを塗って帽子を被り、遠くから眺めるだけの海。海水浴の皆さまもとんびには気を付けて下さいね。