鎌倉文士とわたし 第一回

kohbundou2011-02-09

大佛次郎川端康成、里見とん、高見順、鎌倉文士と呼ばれた作家は数多かれども、今うちで一番売れるのは立原正秋です。なぜ売れるのか、その秘密を暴こうと短編を読んでみることにしました。
分かりませんでした。
それどころか、三十女の悲哀とか三十六歳の女の年齢がとか新緑に耐えかねる年齢とかもう少し若かったらとか、なんだか腹の立つ表現ばかり。全体に流れる女への憐れみのようなねっとりとした雰囲気に息が詰まってしまいました。読んだ作品が悪かったのでしょうか。次に挑戦するか否か。いっそ全部売れてしまえばいいのに!