経営員の非日常な一週間 その2

7月6日 9時半集合だけど以下略
掛け軸の掛けすぎで左脇が筋肉痛になりました。
この日は下見の一日目。一般のお客様がご来場されます。いつもはTシャツにジーパンならばましなほう、穴あき腰履きパンツにタンクトップ姿で先輩に怒られたりする者までいる我々経営員も、この日はみんながスーツ姿です。どう見ても元ホスト、どう見てもリクルーターもおりますが、みんながお客様に恥ずかしくない格好をしようと精一杯努力した結果なのです。
そんな我々の主な仕事は、会場の見張り。陳列されている商品はあくまで同業者からお預かりしているものなので、丁寧に扱っていただかなくてはなりません。
その合間に商品を見る事も出来ます。文学、古典籍、文書(もんじょ)、絵画、浮世絵、ときには漫画も。今回は「稲尾42勝達成時グローブ本人のサインと証明書付き」までありました。
私は陳列と同様に古典籍・地図の担当です。公文堂ではあまり和本は扱いませんが、ゆっくりでも平仮名くらいは読めるので、面白そうな本や地図をゆっくりと見る事が出来ました。先輩方も質問をすれば色々と教えて下さるので身が入ります。
さてこの下見日で何がつらいって冷房ですよ冷房。男性はいいでしょう。そして紙にさわるのですから汗をかかれたら困るのも分かります。でもさ、18度急冷っておかしいです。おかしいですおかしいですー。そんなわけで私はおかしいと思われようとも秋冬物のジャケットで会場に立っています。もう来年から着物にしようかしら!