サイン

鎌倉では主に三人が働いているので、連絡が行き違うことが多々あります。
買い受け帳やカレンダーや日誌に書き込みをするわけですが、そこに誰が書いたのかを記入しておかないと後でややこしくなるのです。
店長(母)。



Tくん。



私。



私は店では○にと、神奈川の市場では原(を簡略化した字)かハラ、東京の市場では公というサインを使っています。
店は家族経営。神奈川では父と共通で、名字。
しかし三年半前からは東京でもサインをしなければならなくなりました。
このとき困ったのは、「原」さんがもういるということ。「とも」さんもいるということ。つまり原にちなむのも知子にちなむものも重なる可能性があるのです。
そこで公文堂の「公」にしたわけですが、これは失敗でございました。
一筆でかけない!
うっかりすると、ハム!
今になって○はにすればよかったと思っています。横浜出身ですしね。