わたしのすきなおべんとうづくり

今日はお休みなので、古本に全く関係のないお弁当作りの話を書きます。


ブログに掲載しているお弁当の写真は私が作ったものです。
ちなみに昨日のお弁当はこれ。鶏肝ワイン煮、舞茸炒め、ごま油と醤油と生姜で漬けた胡瓜、アスパラと人参の豚肉巻き(チーズ入りと照り焼きの二種)。

お弁当箱は秋田の曲げわっぱのものを使用しています。



そして朝ご飯はこんな程度。

よく見ると分かりますが、納豆以外はお弁当の残りです。私が三食のうちで一番力を入れているのがお弁当作り。この小さな箱の中に、色と味と栄養をバランス良く作って詰めることに情熱を燃やしています。お弁当を作り始めたのは大学の一回生でしたからもう十五年以上になりますが、初めからこんなにも力を込めていたわけではありません。
あるとき私は沢村貞子の随筆を読んでおりました。テレビ局へもロケ先へもできる限り自分で作ったお弁当を持っていったという沢村貞子は、「お弁当に残り物を詰めるとわびしい気持ちになる」と言います。何か好きなものを入れれば「あ、今日のお弁当には○○が入っているんだわ」とわくわくした気持ちになる、と。そして「食べる人の顔を思い浮かべる」こと。「ならば私は自分の喜ぶ顔を思いながらお弁当を作ろうではないか!」と食いしん坊は考えたわけです。
時々「ただの自己満足だ…」とくじけそうになる日もありますが、おいしいものを食べたりちょっと休むとまた情熱再燃。来週からも張りきって作り続けてまいります!
しかしそんな私に足りないものが…。 つづく