MMK(モテてモテて困る)

kohbundou2010-11-09


12月に参加する【五反田展】の目録がほぼ書き上がりました。17日が締切なのに、私ったらやるじゃない。(いつもよりちょっと少な目の2頁ですが)。当初は武道が中心になるかと思っていましたが、ガイブン(外国文学)と神奈川関係の本を厳選して書いてみました。会場にも目録に沿った分野の本を並べます。
まあ、今ここに書いても一ヶ月以上も先の催事ですからね。あらためて告知いたします。



さて神奈川関連の本は本店でも棚を二カ所設けています。そこだけをめがけておいでになるお客様も少なくありません。
ある日、本店から倉庫に電話がありました。
「新編相模国風土記稿、いまある?」
残念、つい先日に売っちゃったばかり。そう伝えた、次の日のことです。本店にかかってきた電話を私が取りました。
「あのー、新編相模国風土記稿を探しているんですけど」
また?電話の声は男性で、昨日お店を訪ねてきた方は、お客様に書いて頂く探究書カードの名前を見る限り、どう考えても女性です。この前売れたばかりで、その上に二日連続で探している方が現れるとはいったいどういうことなのでしょうか。八切止夫現象ですか。
しかもそこへ悪魔のささやきが。「市場に『新編相模国風土記稿』があるけど出品されたら入札する?それとも売ってもらう?」と店員T君。えーっと、うーんと、実はなんだか心当たりがあって…と倉庫でしばらく過去の催事の品を探せば、じゃじゃーん、やっぱりありましたよ「新編相模国風土記稿」!ああ、でももう一人探している方がいるんだわ。
とりあえず最初のお客様に電話をしました。すぐに買いにいらしたので、「次の日にも探してらっしゃるお客様からお電話があって」と申しますとあらびっくり。その方は二番目の電話の方に頼まれてうちに探しにきたのだそうです。
ああ、無理矢理買わないで良かった!