台湾自主的研修旅行 二日目の前半

主任の指示で七時半から朝食を摂ることに。よし、七時二十分までは眠れるぞ…と思って目覚ましもそのように設定しておいたところ、部屋の呼び鈴で目が覚めました。寝ぼけた頭でドアまで行くと備品係でした。
「『掃除しないで下さい』ってやつ、どこにあるか分かります?」
眠くて何を言ってるのか分からないよ…。適当に返事をして時計を見たら七時十分。扉を開けていないとは言え、あれらもない姿の私。なんで内線電話で聞かないのよ、と軽く憤ったら再び呼び鈴が。むにゃむにゃむにゃ。あたしゃあと十分は寝るんだー。
それでも時間に遅れたら何を言われるのか分からないので頑張って身なりを整えて食事の場所へ向かいました。
「あれっ、ねえさん(私のことです)、いつもと化粧が違う?」
それはね、ギリギリまで二度寝をしていつもは三分で済ませる化粧を一分でやってしまったからなんだよ。



本日の一つ目は行天宮。項羽を商売の神様として祀るお寺です。

熱心にお参りする人。



熱心にお参りをしていた地方荷係が「やりたい」と言うので、行天宮前の地下にある占い横町へ。

四人が占ってもらい、全員が「仕事は教育・文化関係が向いている」と言われて個人情報漏えい疑惑発生。彼女があげまん(本当にこう言われた)な人、ラッキーカラーがピンクの人、結婚の遅い人、大きな野望を隠している人。かなり大雑把でしたが、横で聞いている分には面白かったです。
私は占いには全く関心がないのでうぶ毛取りをしました。
糸で挟んで引き抜く方法で、けっこう痛いです。特に生え際と眉毛は声を上げそうになります。肌にはあまりよくなさそうでしたが、強くない私もかぶれることなくすべすべになりました。ただ地下通路でやってもらうと安い代わりに恥ずかしいです。
店でやってもらうと300元くらい、ここでは200元。
備品係がここのおばちゃんにとても気に入られていました。女が私一人だと知ると「ハーレムね」だって。最後にはみんなにお菓子を配ってくれて、備品係なんて四つももらったのですが、私には一つも下さいませんでした。
おばちゃんステキ!女はいくつになっても女でいなくちゃね。



やっぱり高いところが好き。(バンジージャンプ不可、台北101)



次は近くにある誠品書局という巨大新刊屋の本店へ。今は亡き京都の丸善を大きくゆったりおしゃれにした感じです。文具や雑貨もたくさんあります。児童書売り場でうさこちゃんを探したものの、一冊しか見つけられずに残念でした。レジのところには大きくミッフィー55周年の壁紙が貼ってあったというのに!
日本語の本も洋書も充実。本好きの皆様はぜひお出かけ下さい。
誠品書局について:旅々台北 TABLOG



盛りだくさんの二日目、つづく