台湾自主的旅行 二日目の後半

お昼ご飯は定番の鼎泰豐へ。店の前はえらい混雑ですが、午後一時を過ぎたくらいでも十分ほど待っただけで入ることが出来ました。

おいしいけれど、熱々で食べたいものが次から次へとやってくるので慌ただしい昼食ではあります。小龍包はだいたい日本の半額くらいになるのかな。日本の店との味の違いは正直言えば分かりません。でもメニューの種類が豊富で、何を食べてもそこそこおいしかったです。



てけてけ歩いて光華商場へ。目的は古本屋でしたが、あんまり見あたらなくて、あってもDVDとか漫画ばっかり。世界に羽ばたく日本のエロを確認。



MRTで西門へ。だんだん疲れが見え始め、表情もさえない七人。無理矢理面白いものを見つけようとファッションビルに入りました。ファッションビルと言ってもアメ横みたいでごたごたのぐちゃぐちゃ。Nゲージ屋やフィギュア屋も発見。蒋介石とか孫文のTシャツの種類が豊富で、台北の熱に充てられて思わず孫文を買いそうになりましたが、残念ながらサイズか合わず断念。今回来られなかった食事係に蒋介石Tシャツを買いました。今度はどこかで毛沢東も見つけて頂きたい。ただし着る場所注意です。
備品係が屋台で葱抓餅を買おうとしたら警察が来て作りかけのまま屋台を牽いて逃げ始めちゃってそれを追っかけたり、裏道を歩いていたら×××を血管まで模した人形焼き?が売られていたり、三百円の床屋があったり、阿宗麺線で素麺を食べたり屋台でよく分からないクレープみたいなものを食べたり、いろいろあって次は龍山寺へ。



古本屋にも行きました。日本関係のものは日本の方が安いのかも。



龍山寺




そして母と来たときには決して「行きたい」などとは言えなかった華西観光夜市へ。ここは昔近所に遊郭があったこともあり、今でもスッポンや蛇などの精がつく生き物を食べさせる店や、大人のおもちゃ屋が並んでいます。店先ではまだ生きている蛇、スッポン、なまず、どじょう、でかいエビ、様々な生き物が自己アピール。写真撮影が禁止なのが残念でした。
さて夜市はアーケードにですが、そこに繋がる薄暗い路地ももちろん存在します。ちょっと脇を見れば道の向こうに怪しげな桃色の看板が。我々はその暗がりへ足を踏み入れました。
もう少し明るければ地方都市のスナック街のようです。古くさいネオン、カラオケの看板、不気味な飲み屋、「カードつかえます」の貼り紙、どうみても連れ込み宿、それぞれの店の前に立つ格好だけは若いおばさま達…。店の中は全く伺えないようになっています。これはチョンの間以外の何ものにも見えません。あのおばさま達はやり手婆なのか、それとも…ううむ。これだけ暗ければ何とかなるのでしょうか。ここで主任から「もう一本路地を歩く」「げてものを食べてみる」という提案がなさましたが、賛成したのは私だけでした。確実に面白いのに!




結局夕食は火鍋になりました。
悪魔二人で辛い鍋をさらに辛くする算段中。

お店の女の子は光GENJIみたいな装束。



サッカーを見ながらぐったりして一日が終了しました。私は温泉の素入りの風呂で一人ビールでしたが、男性陣は夜更けまで語り合っていたようです。みんな朝から晩までめいっぱい旅を堪能しております。